後輩が大変そう...
無気力日記。
以前にも話したかもしれないが、昨年までおっさんは部の品質管理委員みたいなのをやっていた。基本3年周期の輪番制で、おっさんは昨年に3年経ったので次年度の希望者募って後輩(後輩上司とは別の子)に変わってもらった。
2023年の4月からは別チームの先輩がこの委員をやってくれる事になっており、”今回の担当者は3年でなく2年やれば次の人に変われる”という事もあり、そんな悪い話ではなかった...はずである。
(経験値的に本来はおっさんとほぼ同年代の40代社員の方にやって欲しかった。ただ、その方は別チーム&後輩社員に効率よく回せば自分の番が定年までには来ない&自分は別の委員もやっているから”やりたくない”とはっきり断って来た...うん、気持ちは分かる。だって将来この部のトップになるのは件の後輩上司君だものね...おっさんと同じで歳だけ取っちゃって、今より良い条件での転職は絶望的&自社では先が見えているという状態でこんな社内で一番面倒な雑用委員はやりたくないよ)
そして4月からその後輩に交代したわけだが、最初の滑り出しは順調だった。
んで、6月の部内監査を無事に乗り切った後は”もう大丈夫だろう”と言う事になり、おっさんも余り積極的に絡まずに、基本一人でやってもらうようになった。
だが、その後に問題が起こったらしい。
どうやら部内監査の後処理で本社の品質部門と自部門の板挟みに合い、その調整にメチャ時間が掛かったらしい。数個の書類作るのに6月末から最近まで掛かっていたので、そりゃ大変だったんだろうね。
そして、これは悪しき習慣なのだが、その処理に掛かった時間のお金は自分で調達する必要がある。つまり、自分の実業務を予定より早く終わらせて、残った時間を使ってその処理をしないといけないのである。
(品質管理委員が委員の作業をするために、自分の業務の品質を下げないといけないというなんとも笑えない話になっている)
始めは後輩君も頑張っていたのだが、とうとう首が回らなくなってしまったようで、本社の品質部門に「ちょっとだけ工事費出してもらえませんか?」と打診してしまったようだ、そうすると本社の品質部門からうちの部門長に「こんなメール来たんだけど?今までは大丈夫だったのに、この人大丈夫?てか、費用足りないならそっちの部門の部門費で賄ったげてよ」って連絡が来て部門長がぶち切れ。
「あいつはダメだ。実力が足りない。そっちが任命したんだし、フォローよろしく」って連絡が来ていた。
その後、後輩君とも少し話をして一部の仕事をこちらが受け持つ事にした。
根本的には問題は解決していないのだが、後輩君も今の状況で何かを変えようとしても無駄ってのが分かったっぽい。”後1年どうにか頑張ります。それで終わりなんで。”って言っていた。
何かスゲー申し訳なかったが、あと1年+αどうにか頑張って欲しい。
ちなみに、後輩上司の子も色々と仲を取り持ってくれていたのだが、最終的には
1. 後輩君に理不尽を飲み込ませる
2. おっさんに後輩君が処理しきれない一部の仕事を振る
3. 自分の負担は一切増えていない
という位置に落ち着けた辺り、管理&調整能力は大したもんだと思ってしまった。
親身になって話を聞いて、周りの人もサポートしようぜって雰囲気にするけど自分は何もしない、黒を白と言って納得させる...上手いよね。
人としてはどうなのかと思うが、サラリーマンなんて会社という枠の中だけでの付き合い。このくらい打算的且つそれを自然にやっていけるような人でないといけないんだろうな。
まぁ、おっさんはその辺り不器用だったし、今さら変えれる気もしないです。
内面的には不満たらたらでも表面上は”いいですよー、やりますよー”と都合のよいやつであと十数年やっていきたいと思います。